2017年度公務員試験のEYE合格体験記

「やればできる。必ずできる」

既卒29歳(受験時)プレミアムコース10 90日講座 11月生

最終合格特別区Ⅰ類、国税専門官

―公務員は既卒と新卒関係なく、同じ選考基準で争える―

 公務員を志望した理由は、「民間でブラック企業にあたりたくない」「福利厚生の充実した職場で働きたい」という実に志が低い理由です。しかし、受験先を決める上で多くの説明会やセミナーに参加した結果、公務員の職務にやりがいや魅力を感じるようになりました。今現在、なんとなく公務員がいいなと思っている方でも、職務内容を知るうちに魅力を感じられると思います。また、既卒と新卒関係なく、同じ選考基準で争えることも魅力に感じました。

―面接にもっとも力を入れている予備校というのがEYE入学の決め手―

 筆記テストはやればなんとかなる、一人でも何とかなるという考えがありました。しかし、面接は苦手意識をもっており、面接対策を手厚くしてくれるEYEに魅力を感じました。一次試験合格後に頂いた面接資料はとても役に立ちましたし、一緒に面接練習する仲間がいたことで最終合格をすることができたと思います。

―公務員試験に詳しい岡田先生に気軽に相談できたことも大変助かった―

 受験情報をラインで送ってくれることです。EYEのグループラインに入っていれば説明会の情報や出願日、出願状況等をラインで送ってくれます。また、公務員試験に詳しい岡田先生に気軽に相談できたことも大変助かりました。自分ではろくに調べず、岡田先生におすすめを聞いて受験した自治体もあります。今回の受験で試験についてはほとんど自分で調べることはありませんでした。調べる時間を節約でき、その分勉強時間にあてられたことは大変助かりました。

―私の学習の流れ―

・スター時期ト11月~12月

 入学当初は早く講義を消化して遅れを取り戻したいと思っていましたが、11月・12月は受験先を決めるために説明会やセミナーに参加し、思ったように講義を消化できませんでした。しかし、説明会やセミナーに参加しモチベーションがあがったことで、6月までの長い勉強を乗り切ることができたと思います。説明会等に参加することは非常に疲れますし、その分勉強時間も削られますが、合格後を考える上では非常に重要です。また、興味のない受験先でも比較対象として有用なため、全く興味がない自治体の説明会でも時間の許す限り参加することをおすすめします。

・中間期1月~2月

 年明けもまだ未視聴の講義が多く残っていたので、講義を消化することに全力を注ぎました。この時期多い日で4~5個受講していたと思います。ひたすら2倍速です。一方で難しいと感じたマクロ経済学はこの時期でも1コマ3時間の講義を4~5時間かけ視聴し、復習も欠かしませんでした。こういった科目ごとにメリハリをつけて勉強したことは今振り返っても良かったと思います。

・直前期3月~

 2月中にほぼ講義を見終え、3月からは復習と問題演習に取り掛かりました。法律科目は寺本先生のレジュメの読み込みとダーウィンを中心に学習しました。レジュメには寺元先生が選んだ良門が載せてあるので、学習した範囲の問題演習をすぐに行えることで知識を定着させることができました。経済科目はレジュメの読み込みとダーウィンに加え、スー過去を解きました。解いたといっても時間がなかったので、必修問題と受験先頻出箇所の基礎問題のみです。公務員試験では満点を目指すのではなく、正答率が高い問題を確実にできるようにすることが大事だと思います。また、この時期はEYEの自習室で学習していました。多くの方が真剣に勉強する自習室の環境は独特の雰囲気があり、一人で勉強するよりも集中できました。

―面接対策はチューターゼミをきっかけに―

 早いうちから面接について考えられたことで、普段の生活から志望理由等を探すようになりました。まだ面接は早い、自信が無いと思っている方でも、とりあえず受けてみることをおすすめします。本格的に面接対策に取り組んだのは一次試験後です。EYEで頂いた資料を参考に友人と面接練習しました。友人との面接練習は自身では気付かないことを指摘してくれるのでおすすめです。論文対策は寺本先生のレジュメを参考にして、テーマごとの対策をまとめました。時間が無かったので実際に書いたのは3~4通です。論文を実際に書くことも良いと思いますが、時間が無い方はテーマごとに背景や対策などをまとめたものを用意するだけでも良いと思います。

―受験先の試験内容を分析し、合格点に届くような勉強―

 公務員試験は多くの科目を勉強しなければならず、時間帯効果を意識することが重要になると思います。そのためどの科目でどのくらいの点数をとるのかを考えて学習に取り組みました。DVDを見ずに最初から捨てた科目もあります。3分の1程度の範囲しかやらなかった科目もあります。完璧にしようとした科目は一科目もありません。
 また、経済科目は初見で解ける問題がほぼ無かったため、学習初期は問題文を読んですぐに解答をみていました。「考えたけど結局できなかった」という無駄な時間を減らすことができました。この方法をやる際は、解答を見た後に絶対に自分で解きなおしてください。自分で解かないとできるようにはなりません。

―数ヶ月の頑張りで今後数十年が決まるかもしれません―

 年明けくらいから不安な時期を過ごすことが多くなると思います。特に勉強が遅れている方はとても不安でしょう。私も年明けに数的やマクロ民法などの主要科目のDVDを見ている時は非常に不安でした。しかし、可処分時間を把握し、効率的な勉強方法を考えながら勉強を進めていくうちに落ち着きを取り戻していきました。不安な中でも諦めず、できることを考え、前向きに取り組むことで結果は代わってきます。数ヶ月の頑張りで今後数十年が決まるかもしれないので是非悔いが無いように頑張ってください。
 なんとかなります。やればできる。必ずできる。応援しています。