2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「自分を信じ努力し続けた一年間」

武蔵大学 人文学部4年(受験時) 1.0年講座 2月生
プレミアムコース

最終合格特別区Ⅰ類

―公務員として働く母の姿を見て―

 私が公務員を志望した理由は、母が公務員として使命感を持って日々働く姿を幼いころから目にしていたので、その姿に憧れを抱いたからです。また将来を考えた際に、結婚、出産を経てからも長く働き続けることができる仕事に就きたいと思い公務員の仕事が候補としてありました。それから仕事紹介の説明会に参加したり、先輩たちからお話を伺ったりする中で、仕事内容や幅広い世代の方々への支援に貢献することができるところにより魅力を感じ、本格的に公務員を目指すようになりました。

―相談しやすい雰囲気にひかれて―

 EYEには同じ大学の生徒が多く友人も入校していたので、勉強の進み具合や不安な事も共有し合えるかなと思い入校を決めました。実際入ってみて、交流会やチューターさんとの相談会、また自治体の説明会などがあり、受験についての情報をたくさん教えて頂ける機会がとても多いなと感じました。EYEに通う中で受験仲間もできたので、一緒に切磋琢磨して勉強することができました。そしてEYEの先生方が勉強の仕方や心配事について親身になって相談に乗って下さったので、勉強することに意欲が湧きモチベーションがとても上がりました。

―私の学習の流れ―

スタート時期(2月~9月)

 EYEに通い始めた当初は、講義をうけた後レジュメの振り返りをし、確認問題や先生が授業内で指示したダーウィンの箇所を解くということを繰り返していました。この時期は自分なりの勉強のペースを作っていく事が大事だと考えていたので、最初は1時間程度、やる気があって勉強出来るなと感じた時は5時間ほどと決めて取り組みました。科目は数的、判断推理、憲法、ミクロの基礎を中心に勉強していました。大学の講義も多く受けていて、かつアルバイトもしていたので、両方ともしっかりと行いながら空き時間に勉強しました。

中間(10月~1月)

 夏休みに少しサボってしまい勉強に遅れが出てしまったので、DVDで講義を見て授業に追いつくことにとにかく必死でした。学習したことを定着させるために基礎はもちろんのこと、演習の問題にも挑戦していきました。教材はダーウィンに加えてスーパー過去問ゼミを利用しました。徐々に科目数が増えてきて、効率よく勉強できず不安な気持ちでいっぱいになってしまった時もありました。そういう時は自分が好きな科目を解いてから苦手な科目に手を付けるということをしていました。

直前期(2月~5月)

 直前期は1日の勉強スケジュールを細かく決めて毎日10科目以上は必ず触れるようにして学習しました。本番の試験の時間割に合わせて勉強することが多かったです。過去問も徐々に解き始めていき、3日に一回のペースで解きました。3月頃模試を受けましたが、結果がとても悪く、本当に受かるのかなととても落ち込みましたが、切り替えてレジュメを見直してみたり、友人と励まし合ったりして勉強のペースを止めないようにしました。お昼休みや予備校の行き帰りの電車での時間は時事問題の勉強や小論文の情報集めをすることができたので、隙間の時間を有効活用したことがよかったと思っています。

―論文は二人で情報交換をし合った―

 論文対策は友人と二人で行いました。お互いに情報を集め、仕上げてみたものを見せ合って参考にしたり、文章を付け加えていったりしました。私は自分で考えて書き出した内容でないと理解して覚えていく事ができなかったので、まずは自分で書いてみるということをしました。また個別授業の時間に先生に添削をしていただき、教わりながら構成を頭に入れていくようにしました。テーマは15テーマほど用意して、中でもその年に出そうなテーマについての情報をより調べていきました。

―面接は本番を意識して何度も練習を重ねた―

 面接対策は同じ大学の人達とグループを組んで、本番のように面接官役3人対1人の組にできるだけして行いました。はじめはうまく受け答えることができなくても練習を重ねれば重ねるほど自信を持って受け答えできるようになります。友人と一緒に練習するなかで、お互いに注意し合ったり、質問に対する受け答えを考えたりして刺激をもらって頑張ることができました。初対面の人とも何度か練習をすることによって、緊張感を持って行うことができるのでおすすめです。

―付箋に貼って覚える―

 教養試験も専門試験も覚えることがたくさんあり、公式や単語などなかなか頭に入らない事が多かったので、附箋などにこまめに書いて机や部屋のあらゆるところに貼って覚えていました。覚えにくいなと思ったところはすぐに書きました。何度も目にすることで自然と覚えていったので忘れやすい私にはとても良かったです。試験当日はその附箋をファイルにまとめてはって会場に持っていき、自分が苦手だと思うところを一目でわかるようにしました。試験の合間の休憩時間に見るものとして丁度良いのでおすすめします。

―友人と話してモチベーションアップ―

 公務員試験は結果が出るまで期間がとても長いです。そして想像以上に精神的につらくなります。私も追い込み時期や試験前など何度も何度も不安になりました。だからこそ自分のペースをつらぬくこと、そして同じ夢を持つ仲間と励まし合うことがたいせつだと思います。勉強をしているとどうしても自分との戦いになるし、孤独だと感じてしまう事ももちろんあります。そういう時EYEの友人と話すと、頑張っているのは自分独りではないということを実感することができ、モチベーションが上がってまた頑張ろうという気持ちになります。友人と話すのは力が湧くので本当におすすめします。これから受験する皆さんもとにかく自分を信じて、息抜きをしながら頑張ってください。応援しています。