最終合格国家一般職、特別区Ⅰ類
私が公務員を志望した理由は、母親に「民間は英語が出来なければ就職ができないよ」と何も根拠のない言葉を信じたことに始まります。私は中学生の頃から英語が大の苦手で、高校・大学受験でも、かなり苦戦していたほどです。ゲームが大好きで、作る側になりたかった私ですが、やむ負えなく民間を諦め、英語をなんとしても避けるため、公務員一本にしました(後に公務員試験でも英語があるのを知り愕然)。もちろん面接では、しっかりとした志望動機をつくりました。
これに限ると思い、特に他は聞かずEYEに決めました。
4月は基礎講義などを受けただけでした。6月までに憲法、数的、判断の講義を終わらせました。しかし、ゲームが大好きだった私は、秋にとあるソーシャルゲームの全国大会を控えていたため、4月~9月はゲームに没頭していました。大会の予選を勝ち上がるために最強のギルドを作り、そこでリーダーを務めることになった私は、勉強を忘れ、ゲーム仲間と夜中もずっとLine電話をしながらゲームをしていました(ランキング戦時は連続50時間以上)。8月には大阪にゲームイベントに旅行を兼ねて友達と行きました。9月に大会本戦がありベスト4で破れ、かなり悔しかったです。この悔しさをバネに勉強を頑張ろうと思いましたが、なかなかやる気は起きませんでした。バイトも入らなければならないので週1はシフトに絶対入っていました。この時期の週の勉強時間は5時間~30時間。睡眠時間はだいたい5~8時間。しかも、大学の単位をいくつか落としてしまいました。つまりこの期間はただの時間の無駄。
7月末に『ドラゴンクエスト11』が発売され、さらに9月末に『ファイアーエムブレム無双』が発売されたのでダラダラ続けていました。そんな10月の中旬に産経模試を受けて結果は撃沈(教養+専門で24点)。焦るものの開き直って頑張ろうと思うようになりました。11月に民法とミクロの講義が終りました。全部DVD受講。12月に日本史、世界史などの教養の講義を終わらせました。この時期の週の勉強時間は30~50時間。睡眠時間は3~5時間。バイトは週1以上で入っていた。ゲームもしっかり続ける。睡眠時間を減らしてでもゲームはしました。1月に関しては単位をなんとしても取らなければならなかったので(11試験5レポート)、公務員の勉強は1分もせずに、大学の勉強しかしなかったです。そのおかげでフル単!(法学部だったため、いくつか役に立つのがあった)
この期間はダーウィンをチョコチョコ進めていた。
2月に2回目の産経模試を受けて、前回より点数が上がって(24→28)一人で喜んでいたが親からはかなり心配されました。3月中旬までに政治学、行政学、経営学、社会学、財政学の講義が終わりました。3月上旬に3度目の産経模試を受け、またまた点数が上がり(28→29)一人で喜んでいた(笑)。スー過去をガンガン解いて、寝る間も惜しんでやっていました。間違えたところをノートに書き留めた『試験ノート』を作り、暇な時に眺めていました。『モンハンワールド』を我慢しました。そしてゲームを封印しました(ソシャゲは息抜きやるくらい)。
4月からは、それまで論文対策を怠っていたため本格的に始めました。月末には試験感覚を掴むため国家総合職を受けました。3、4月の勉強時間は週70~90時間くらい、睡眠時間は3~5時間くらい。この時期に初めて岡田先生の個別相談に行き、岡田先生が優しいことを知りました(それまで挨拶くらいしかしてなかったので)。
5月に本命の特別区と、国家一般職の練習として裁判所の試験を受けました。その後も勉強しまくり、睡眠時間削りまくりでゴリ押す(焦りまくっていた)。
6月は国家一般職の練習で国税専門官の試験、そして本命の国家一般職、市役所A日程を受けました。たくさん勉強しました。とにかく過去問を解きました。受験先の『過去問500』しかやらなかったぐらいです。
7月はほぼ面接対策。アドバイス会でレジュメをもらったので、そればっかりやっていました。そして今までの貯金で本命の吉川市役所を受ける。中旬から下旬にかけて、特別区の人事面接、国家一般職の人事院面接があったので、今までの先輩方の面接シートを見まくり、対策を取りました。面接練習をする友人も少しでき、あらゆる質問の対策をしました。
自分のやりたいようにできる、そして困ったら悩み相談でだいたい解決してもらえる、受験生のワガママに答えてくれるのがEYEだと思いました。そして、受付員の方々の対応が素晴らしすぎてこっちも元気になる!
友人と練習しました(とは言っても3人グループ)。回数を何度も行うというよりかは、一回の練習でかなりの質を追求しました。何度もやっていくと飽きてしまうと感じました。基本はアドバイス会レジュメで対策をとり、先輩達の面接振り返りシートで雰囲気を想像し、それに沿ったりしていました。
論文対策は友人と自分が作った論文テーマを交換して情報共有した。これはオススメ。
論文を丸ごと暗記というよりかは、論点ごとの課題・改善策を暗記した。論文によっては別の論文に活かせるものもあるので、そこにも注意しながら暗記をした。
私は、序盤に遊び呆けてだいぶ遅れをとり、その時間を取り戻すのに大変な思いをしました。余裕を持って、自分のペースで勉強し、よく食べ、よく寝て、よく笑い、健康的な受験生活を送ってください!健康的であることが受験生の絶対条件だと思います!体調を崩してしまってはそれこそ時間の無駄になってしまいます。決して楽しい生活とは言えませんが、良い友人関係を作りお互いを応援しあって乗り越えて下さい!