2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「10年ぶりの受験でも合格できる」

日本女子大学 文学部4年(受験時) 1.0年講座 12月生
プレミアムコース10

最終合格東京都Ⅰ類B(一般方式)、横浜市(大卒程度)

二次辞退国立大学法人等職員

四次辞退武蔵野市上級

―女性が働き続けやすいという職場というイメージで公務員―

 最初は安定していて、女性が働き続けやすいという職場というイメージで公務員に興味を持ちました。公務員の仕事を具体的に調べていくうちに、高齢者支援や在住外国人の支援や教育分野など様々な分野から人の暮らしを支えることが出来る地方公務員の仕事により魅力を感じ、公務員を目指すようになりました。

―アットホームな雰囲気が入校の決め手―

 EYEの公務員セミナーに参加した時に、佐々木先生やEYEの卒業生の現職の公務員の方が親身に相談に乗ってくださったこと、先生や生徒同士の距離も近くアットホームな雰囲気だと感じたこと、この2点がEYEに入校を決めたきっかけです。生徒同士や先生との距離が近い予備校ならば、自分も集中して勉強に取り組めると考え、入校を決めました。

―私の学習の流れ―

スタート時期(大学2年の3月~大学3年9月)

 私は大学2年生の12月にEYEに入校したのですが、実際に授業を受け勉強を始めたのは、生講義が始まる3月頃からでした。この時期は遅れをとらないよう授業は生講義で受けることを心がけていました。また数的推理や経済学は、解けるようになるまで時間がかかるので、短い時間でも毎日勉強するようにしていました。秋頃からは科目も増えるのでこの時期にしっかり数的処理が理解出来るようにしておくと、のちのちとても楽です。そして他の憲法や民法などの科目はレジュメを読み込み、授業後にダーウィンを2周ほど回していました。

中間(大学3年10月~1月)

 きちんと勉強に本腰を入れ始めたのは、10月頃からでした。それまではただ授業を受け、なんとなく復習するだけだったのですが、直前期に向けて目標を決め、工夫して勉強に取り組まないといけないと考えるようになりました。この時期に工夫した点は、受験先に合わせてそれぞれの科目を勉強する優先順位を決めたこと、直前期に向けて自分にあった勉強法を考えたという2点です。科目の優先順位に関しては、私は都庁を第一志望にしていたので、教養科目の中で得点源になる文章理解や数的処理を確実に解けるようスー過去で繰り返し勉強したり、専門記述で使う予定だった行政学、社会学、政治学は早く内容を理解して記述の勉強を始めたかったので授業を生授業のペースより早く見て復習していました。また勉強する時間と休憩を入れるタイミング、取り組む科目の順番、復習の頻度など、集中して勉強に取り組むために自分に合った勉強方法を考え、見つけていきました。

直前期(大学3年2月~本番前日)

 この時期はひたすら勉強することが多く焦っていました。もともと長時間勉強を続けられないタイプだったので、1日7時間ほど勉強して、その代わり勉強は週1日だけ休みを作り、残りの6日は必ず取り組むということを心がけていました。朝はとりあえずEYEに行き、まわりの生徒たちががんばっている姿を見たり、友人と勉強の進み具合を報告し合うことでモチベーションを維持していました。この時期は特に試験への不安を感じやすい時期だと思うのでEYEに行って勉強することをお勧めします。EYEで友人と先生方と話すことで不安な気持ちからがんばろうと切り替えて勉強出来ていたと思います。

―受講生同士、チューターさん、先生方とのつながりがEYEの強み―

 公務員試験は長期戦で、私自身も試験前や民間企業を受けた友人が内定をもらったという話を聞いた時など、不安になったり気持ちが落ち込むことは何度もありました。それでもEYEで出来た友人と励まし合ったり、先生方やチューターさんに悩みを相談することで着実に勉強を進めていくことが出来ました。EYEは交流会やチューター相談などを通じて、公務員志望の友人や志望先に合格した先輩とつながりが出来る場があること、先生方との距離が近くて相談しやすいことがとても魅力的だと思います。不安を感じた時には1人で悩みすぎず、EYEには必ず相談出来る場があるので、友人や先生方を頼って不安を解消して気持ちを切り替えることが大切です

―私の論文・面接対策―

 論文対策は、1月~3月ごろに同じ志望先の友人6人でグループを組んで対策しました。具体的には、12月の下旬に出そうなテーマを18個ほど話し合って決め分担して、1月から3月にかけて先生に添削してもらったお互いの論文を共有して覚えていきました。
 面接対策は、合格発表後から始めたのですが、志望動機がきちんと固まらず、あまり練習出来ないまま本番の試験に臨むことになったので、もっと早くからやっておけばよかったと後悔しました。筆記試験の終了後から志望動機や自己PRなどをなんとなく考え、他の人に見てもらい、合格発表後には友人とグループで面接練習を行うことをおすすめします!横浜市の面接対策は友人とグループを組んで街歩きや、先輩の二次試験情報シートを参考にして面接練習を行いました。横浜市では面接の時、話す内容だけでなく、話し方や表情についても注意深く見られていたと思うので、面接練習の様子を動画に撮ったり、友人にアドバイスをもらうことをおすすめします!

―私が勉強で工夫した点は2つ―

 1つ目は勉強方法や、科目の進め方をどんどん先生やチューターさんに相談することです。EYEでは、チューター相談といってチューターさんに相談出来る機会がたくさんあり、実体験に基づいたアドバイスがもらえます。私も、例えばそれぞれの科目を勉強する時期、どのテキストが勉強しやすいか、テキストを何周まわしたかなど、チューターさんが行なっていた勉強法について聞かせてもらい、自分の勉強方法に取り入れていました。また文章理解の解き方のコツや専門記述の覚え方など効果的なアドバイスもたくさんもらい、本番でもとても役に立ちました。
 是非、チューター相談や先生との個人面談をたくさん活用して、自分に合った勉強方法を見つけていってください。
 2つ目はEYEに行く機会を増やし、モチベーションが下がらないようにしたことです。私は家では勉強が進まないので、11月頃から大学の授業後、予定がない日は必ずEYEに行き、閉館時間まで勉強していました。EYEに行くことで勉強の習慣がつき、友人と話したりしていい気分転換にもなっていたので予定がない日はEYEで勉強する習慣をつけることをおすすめします。

―不安がある時は1人で抱えこまないこと―

 公務員試験は長期戦で勉強を辞めたくなったり、不安を感じることもあると思います。実際私も、受験は中学受験以来約10年ぶりだったので、大学受験の知識がしっかりついていないことが不利になるのではないか、長時間かつ期間をかけて自分は集中して勉強することが出来るのかとても不安でした。けれどしっかりと志望先に合わせて効率的に勉強を進め、モチベーションが下がった時は友人と励ましあったり、先生方に相談することで合格することが出来ました。不安がある時は1人で抱えこみすぎず、周囲の友人や先生に相談してみると、案外同じ悩みを持つ人がいて安心感を得られたりします。努力することも大切ですが、追い込みすぎないでほどよく息抜きをしながら自分のペースで勉強を続けてください!応援しています!