2018年度公務員試験のEYE合格体験記

「サークル、ゼミと両立して合格」

立教大学 経済学部4年(受験時) 1.0年講座 1月生
ベーシックコース

最終合格国家一般職、国税専門官、特別区Ⅰ類

―安定した職業というイメージから公務員―

 大学で学んだ政策・財政に携わりたいという思い、安定した職業であるというイメージから公務員になりたいと思いました。実際に説明会に行ってみても、民間企業よりも官庁の方が私に合っている雰囲気だと思い、公務員一本で勉強しました。

―立教の先輩が多く通っていた―

 講師の先生や担任の岡田先生と距離が近く、相談しやすい環境が決め手でした。サークルの先輩や同期が多くいたことでさらに安心でき、入校を決めました。

―受験仲間ができたこと、忙しくても自分のペースで勉強できる環境があった―

 交流会やイベントなどで他の受講生と仲良くなれる機会がありました。私は友達も多く在籍していましたが、最初知り合いがいない人でも仲間ができやすい環境だと思います。
 また、私は部活とゼミナールで忙しかったため、なかなか講義が進められない時期もありましたが、DVDやネットでの受講を利用し、継続的に勉強ができました。

―私の学習の流れ―

スタート時期(1月~9月)

 特に何も考えず、授業を消化していました。しかし、授業の復讐は欠かさず行いました。また、私は数的処理に苦手意識を持ってしまったため、空いた時間には数的処理の問題演習を進めていました。

中間期(10月~1月)

 10月ごろから専門試験(経済学、民法)の勉強を本格的に行いました。また、この時期にはサークルのイベント、ゼミの発表会等が重なり、なかなか勉強時間の確保ができませんでした。しかし、電車移動等の時間に法律のダーウィンを解くなどして時間を有効活用しました。年明けからは過去問を少しづつ取り組むようにしました。小論文の対策もこの時期から始め、少しずつ準備を始めました。私は国税専門官を第一志望で考えていたので、専門記述試験の勉強も並行して行いました。経済学、会計学が取り組みやすかったので2つ用意しました。スーカコを参考に、ノートにまとめ電車で眺めたりすることで覚えていました。

直前期(2月~5月)

 アルバイトを減らし、4月からはお休みさせてもらいました。大学の授業も取らなかったため、勉強時間は余裕をもって確保できました。朝型の生活を意識し、早く寝るよう心がけていました。朝早く起き、家で勉強してからEYEの自習室に移動し勉強して帰るという生活サイクルを習慣化させました。自宅からEYEまで距離があったため、疲れてしまったときには家や地元の図書館で勉強することもありました。過去問を中心に、暗記科目にも取り組み一時間1科目勉強し、勉強することに飽きないように工夫しました。

―私の面接・論文対策―

 面接対策はEYEの友達と何人かで行いました。第三者の意見というのは本当に参考になるため、人とやることはとてもいいことだと思いました。ビデオや録音して客観的に自分の面接を見ることで、他人に与える印象などをチェックしました。面接は印象勝負だと思ったので、笑顔や相槌など受け答え以外の面も意識して練習しました。また、多くの人に面接対策をやってもらうことで人に与える印象の違いというのを実感しました。私は友達との対策のほかに大学のキャリアセンターも利用していました。言い回し一つでも伝わり方が違い、一番自分の思いが伝わる表現が見つかりました。
 論文対策は、友達と2人で分担して用意しました。また、先輩たちが去年書かれたものを参考にさせていただくこともありました。論文はとにかく書くことが重要だと思います。文の構成の仕方、簡潔に書くことなどに早くから慣れておくといいと思いました。論文対策とともに時事対策を行うと、予想しなかったテーマが出たときでも対処できると思いました。

―1日のスケジュールを余裕をもって組んだ―

 教養科目は午前中にやり、眠くなりがちな午後には比較的好きで取り組みやすかった専門科目をやりました。また、ずっと勉強しているのはつらいので、友達とランチをするなど、一日つぶれない程度に楽しむこともしました。自分に小さなご褒美としてお菓子を買ったり、少し高いお昼ご飯にするなど楽しみを作って勉強していました。

―1つの公務員に固執せず様々な公務員を見てみよう―

 説明会などにたくさん参加してみてください。HPや創造だけではわからないことがたくさんあります。自分が働いているイメージも湧き、モチベーションアップにもつながります。公務員と言ってもさまざまな勤務地があるため一つに固執せずに様々なところを見ることで本当に自分に合った職場が見つかると思います。
 公務員試験はとても長いですが、終わったときの達成感はものすごく大きいです!困ったときには思い悩まず先生や仲間と話すことであっさり悩みが解決することもあります。応援してくれる人はたくさんいますので、一人で気負いすぎずに頑張ってください!