2014年度公務員試験のEYE合格体験記

「都庁に向けた勉強」早稲田大学大学院修士2年(受験時)・プレミアムコース8ヶ月講座10月生・最終合格:東京都Ⅰ類B、国立大学法人等職員(電気通信大学)・二次辞退:日本私立学校振興・共済事業団

モチベーショングラフ

―大学内の説明会で職員の方がいきいきと楽しそうに話をされており、私もそのような社会人になりたいと思ったから―

 理系の大学院にて環境・資源工学を専攻していることもあり、もともとは理系就職を考えていました。しかし、大学院の授業で、社会の仕組みを作ることが仕事である事務職公務員の立場からも環境改善に関われると気付き、公務員に興味を持ち、説明会に足を運びました。その説明会で見た職員の方々が非常に魅力的に映り、公務員を志望するようになりました。また、色々な経験ができる点が事務職公務員を志望する決め手となりました。

―EYEに入学したきっかけは知人の紹介―

 大手の予備校であれば先生に質問をすることすら難しいと聞いていました。そこで、比較的小規模で面倒見がよいと紹介されたEYEを訪ね、雰囲気がよかったので入学することにしました。DVDが手軽に見られるという点も決め手の一つとなりました。校舎を選ぶ際には、自宅や学校からのアクセスが良いという理由で池袋校を選びました。

―スタート時期10~12月は都庁以外の併願を考えていた―

 法律科目(憲法・民法・行政法)、経済科目(ミクロ・マクロ)、数的科目(数的処理・判断推理・図形・資料解釈)を年内に終わらせようと、週5本ペースでのDVD受講を目標にしていました。しかし、結局は週3~4本ペースでしか見ることができず、予定が1ヶ月遅れました。民法・行政法はDVDを見たものの、結局復習する時間がないと判断したので、それ以降は手をつけないようにして、教養のみで受けられる試験だけを受けることに決めました。今になってみると、民法・行政法のDVDを見るよりは、専門記述や教養論述の練習をしたほうが良かったと思います。
 また、この時期はDVDを見終わった後すぐの復習はしていましたが、次に同じ範囲を復習するまでに間が空いてしまったため、後になって思い出すのに非常に苦労しました。復習の復習を週に1度でもやっておくべきでした。

―大学院の研究が落ち着いた1~3月は模試を目標として勉強―

 3月半ばの模試を2つ受けることに決め、研究が落ち着いた1~3月はその模試を目標として勉強しました。具体的には政治学・行政学・社会学・財政学のDVD講義を受けた後、専門記述は3科目(憲法・政治学・経済)×15テーマを覚え、教養記述は「2020年の東京」の通読や、出そうなテーマを5つほど選び実際に論述してみる等しました。実際の模試では、専門記述は満足行く出来ではなく、教養記述にいたっては500字ほどしか書けず採点すらされませんでしたが、同じような人もたくさんいたようなので、模試ができなくても不安になる必要はないと思います。また、2月位から朝起きてすぐに文章理解(現代文・英文)を1題ずつやった結果、本番では得点源にすることができました。時事も最低限はわかるよう、速攻の時事だけは毎朝読んでいました。

―専門記述・教養論述は他人をリードするという感覚より、人と同じくらいかければOKという感覚でも十分合格点に達すると思います―

 模試後~本番は逆算して、4月の20日までに全ての勉強(残った専門記述や自然科学・人文科学等)をひと通り終わらせることを目標にしました。結果的に、全然計画通りには進みませんでしたが、その中でもより出やすそうな分野から手をつけていくことで、試験前に何とか形にしました。
 専門記述は数が多いので、重要なものだけ細部まで復習、でなさそうなものは流れだけ復習、といった復習方法をとりました。教養論文は他の試験種の過去問を使って月に3回位書きましたが、もう少し多くても良かったと後から思いました。一次試験は教養択一で落ちる人が圧倒的に多いので、専門記述・教養論述は他人をリードするという感覚より、人と同じくらいかければOKという感覚でも十分合格点に達すると思います。

 

―EYEに行っていなければどうしていいかわからず、途中で挫折していた―

 EYEに行く機会もそれほど多くなく、友人も多い方ではなかったですが、スタッフの方々が本当に気さくに話しかけてくれて、試験に対する不安も薄れていきました。
 また、岡田先生は指導経験が豊富で、面談をするとすぐに前向きな言葉とともに今後の方向性を示していただけるので、すごく心強かったです。公務員試験について全く知識がなかったので、もしEYEに行っていなければどうしていいかわからず、途中で挫折していたと思います。
 小規模なので授業後に質問しやすい点も魅力的です。数的の高橋先生には雑談も含めて良くお世話になりました。また、寺本先生の授業は面白く、なんとなく苦手なイメージを持っていた法律科目も抵抗なく勉強することができました。加えて、学校の研究やアルバイトでEYEに行けない時に家でDVD講義やweb講義を受けられる点も、EYEの良い点だと思います。
 そして、EYEには自治体とのつながりがあり、ボランティアがしやすい環境にあるのも良い点だと思います。ボランティアは面接で聞かれた時に話せるのはもちろん、勉強の息抜きにも最適なので、一度はやってみるべきです。

―面接カードに関しては、岡田先生・法島先生にメールで添削してもらいました―

 自分なりの面接カードを作り上げました。先生方はお忙しい中、メールを送ったその日に返信をくださることも多く、大変お世話になりました。
 面接練習は、一次試験の合格者のグループに入れていただいて練習したり、公務員試験を経験した知人と練習を重ねたりして行いました。
 当初は面接に不安があったため、チューターゼミを受けるか迷いましたが、勉強の時間が足りていないと感じたため受講はしませんでした。受けるに越したことはないですが、受けなかったからといって不安になる必要はないです。一次試験が終わってから練習さえすれば意外と大丈夫だと感じました。

―直前期は鹿又先生・山田先生に何度も質問しに行くことで、書き方や採点者の視点を学ぶ―

 教養論文は4人グループを作り、月に1度×2~3テーマを扱うことで、最終的に10個ほどの分野を勉強することで対処しました。あくまで主観ですが、都庁が教養論文で変なテーマを出してくる確率は低く、時間がないのであればあまり多くの分野を扱う必要はないと思います。それよりも、他の試験種の過去問などを使い、時間を測って文章を書く練習をすることの方が大切だと感じました。そうすることで、どんなテーマが来ても柔軟に対応できる力が身につくと思います。また、直前期は鹿又先生・山田先生に何度も質問しに行くことで、書き方や採点者の視点を学びました。

―私が勉強で工夫した3つのこと―

 一点目は、都庁への志望度が強かったため、専門択一の勉強をかなり削った点です。受験できる自治体はかなり狭まりますが、都庁の合格だけを考えた場合、そのほうが合格率はかなり高まると思います。
 二点目は、数的において、難しすぎる問題に固執しないようにした点です。都庁の教養択一の試験は時間勝負なので、解くのに10分もかかるような問題は正解しても負けだと思います。しかし1回も触れないと、どの問題が難しいのかすらわからなくなるので、時間を決めて1、2回は解いてみることを意識しました。重点的に復習をしたのは、簡単すぎず難しすぎない問題です。実際の試験でもこのような問題で差がつくと思います。
 三点目は、特に人文科学・自然科学において、傾向を意識した点です。例えば、都庁の日本史では江戸時代が多く出ていたり、自然科学では前年度の分野は出なかったりといった傾向です。このように人文・自然科学は出そうなところ以外は削り、最低限の勉強しかしませんでした。

―思い込みがいい結果につながった―

 私は10月生なので比較的短い方かもしれませんが、それでも公務員試験の勉強は長丁場だと感じました。誰でも勉強中に「合格できなかったらどうしよう・・・」と不安になることが何度もあると思います。その時は、だらだらするよりは、思い切って一日休んだり、友達に愚痴を聞いてもらったりしたら、前向きな答えが出ると思います。
 また私は、落ちることを想像しても全く良いことはないと途中で感じたので、不安になった時こそ先のことは考えず、とにかく勉強するしかないと思い込み、勉強することで不安をなくしていました。その思い込みがいい結果につながったと思います。
 そして、EYEの先生や友人と話す中で、つい他人と勉強時間などを比べがちになると思います。私自身、勉強時間が少ない方だったのですごく焦りました。そうやって焦る位ならあまり情報交換はせず自分なりに頑張ることが大切だと思います。また、学習計画をたてるよう言われると思いますが、だいたい計画通り行かないはずです。そうだからと言って腐るのが一番もったいないということは意識したほうがいいと思います。後悔のないように、自分なりに頑張ってください!

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