
逆転ホームラン
「24時間戦エマスカ?」こんな曲が昔ドリンク剤のCMで流れていました。(もう知っている方は結構年齢が上なのでしょうね(笑)。)私の前職は正にコレ。24時間どころか36時間〜40時間は当たり前の世界で働いてきました。私の前職はテレビ局の番組制作です。原稿を書く→ロケに行く→編集室にこもる日々。その間、雑用もたっぷり。家で寝れるのはせいぜい2〜3時間。帰れない日もしょっちゅう。私の寝床はテレビ局の床でした。もちろん、華やかな面も多々あります。某大物歌手のインタビューや、タレントさんに近づくチャンスもありました。韓流スターにも会いました。でも、連日の徹夜で朦朧とした意識の中で、フト「この先5年後10年後の未来もこんな生活なのかな・・・?」と、疑問に思ったのです。
確実に結婚や出産といった人生は捨てなければならないでしょう。仕事をとるか、幸せな生活をとるか。仕事は嫌いではなく、むしろ好きです。ですが、こんな廃人の人生は嫌だ!!と思った時、EYEのことを知りました。公務員の為の予備校・・・。他の資格取得のスクールと一緒になっていないことが一番の魅力でした。私の母も公務員で、4人子を持つ母でしたので、公務員というものに漠然と憧れを持っていました。クラス担任の法島先生の話を聞き、「ここしかない!」と思い、前職を退職して勉強だけに絞りました。
公務員に憧れはあったものの、実際の試験内容を知らなかった私は、教科の多さに愕然としました。私の経歴は、高校の演劇学科を出て、音大で声楽を学び、オペラ歌手を2〜3年程経験してから、テレビ局での社会人経験です。勉強イコール全てにおいて「?」が付きます。それこそ経済の「け」の字も知らなかったですし、法律に民法・憲法。行政法があることなんて知りませんでした。そんな音大卒の私でも合格出来た勉強法をご紹介します。
まず、一日10時間は勉強しようと決めました。不思議なことに、最初は10時間も机に座っていられなかったものが、試験日が迫ると、10時間では足りない!!と思う位になります。じょじょにでもいいと思います。勉強する習慣をつけて下さい。
朝、早起きが苦手な私は体験記に書いてある6時なんてとても起きられず、8時に起きていました。一日の始まりは新聞を読むことから始まります。私にとって新聞を読むことは元々習慣だったのですが、新聞は是非読んで下さい。意識して読むと、なんと試験問題に使われる題材の多いことか!!時事は色々な問題に絡めて出てきます。読むのが苦手な方は1面と社説だけでも読んでみてはいかがでしょうか。これだけでも、かなり世の中の流れがわかります。報道の現場にいた私から言わせて頂くと、テレビを作っている人間が、必ずしも全てを理解して報道するわけではないのです。テレビはインパクトと情報の速さが命。多少間違えても、得た情報をすぐに出すのがテレビです。テレビやネットでは詳しくやらない事件や論議の背景を解説してくれる新聞は読んで下さいね。
新聞を読んだ後、私はEYEの東京校に通学していました。家では誘惑が多すぎます。また、自習室の独特な雰囲気も、やる気を維持するのに丁度いいと思います。
予備校に着くとまず、文章理解を現代文1・古文1・英文2問を解きました。そして、数的処理と判断推理を数問づつ。朝はこれが習慣で、それが終わらないと他の教科に手をつけないようにしていました。その後、前日の復習問題か、あらかじめ決めた教科の問題をひたすら解き、午後は講義かDVDを見て、その後その日のうちに復習をして、問題を解く日々を送っていました。
教科の勉強についてですが、何度も繰り返しますが、私は音大出身。経済や数的は不得意以外の何でもなく、これは講義に出ても理解出来ずに終わってしまう杞憂があった為、数的と経済は全てDVD講義を見ました。DVDなら、わからないものを止めて理解してから先に進めますし、経済はダーウィンの他に、スー過去を傍らに置いて講義を見ました。
絶対に真似して欲しくないのですが、私が受ける試験は殆どが教養+論文型だった為、国2が終わるまで、経済科目を投げ出していました。ミクロでつまずき、「無理!」と決めつけてしまったのです。当然、良い結果は生まれませんでした。地方上級や市役所の専門科目は経済が大半を占めます。また、教養にも専門と間違う程の難しい経済も出ることがあります。経済、諦めないで向かい合ってみて下さい。オススメはマクロ経済です。ミクロに比べて、公式だけで解けるものや、用語の暗記だけで答えが出せるものもあります。私は暗記が得意だったので、暗記と閃きに助けられました。ミクロでつまずいても、マクロで取り返しましょう!!結局、経済を勉強した秋以降は格段に筆記の合格率が上がりました。
内定を貰えたのも専門ありの自治体です。 次に、憲法系科目、社会学科系科目ですが、コレは是非講義に出ることをお勧めします。
南先生のテンポ良い関西弁と判例の物語は、一度聞けば試験場で聞こえてくるのではないかと思う位鮮明で記憶に残りやすいですし、村尾先生の講義は、興味深い話や身の上話なども交えて、話を聞いていたら試験内容が頭に入っていた・・・という感じです。DVDと生講義とを取捨選択しながら学んでいました。自分に都合の良い選択をしてみて下さい。通学の電車も大事な時間。私の場合は行き帰りの電車では、行きは「まるパス」や暗記物を、帰りは「速攻の時事」を勉強に疲れた頭を休める読み物感覚で見ていました。面接では、何を聞かれても、動じないようにする為に準備が大切です。私は職歴があったので、自治体によっては徹底的につっこまれました。何がなんでも「合格したい!」という気持ちを持ち続けて下さい。なぜ公務員なのか・・・これは勉強しながらも日々自問自答してみましょう。間違っても「安定しているから」とか「楽だから」と答えては駄目ですよ。
公務員にも残業や休日出勤はありますし、どんな仕事も「楽」ではありません。仕事をする上で「楽しい」は見つけられるかもしれませんけどね。私は、本当にぎりぎりで今年度合格しました。なにせ、受かったのは年を越してからです。正に「逆転ホームラン」。諦めないことが大切。自分を信じて、受け続けて下さい。皆様の合格、お祈りしています。
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